2007年05月21日 |
BASF、中国初のエンプラコンパウンド工場スタート |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
(上海発=特約) BASFは18日、上海市浦東新区でエンプラコンパウンド工場の竣工を祝った。 工場は3月に生産を開始したが、能力は45千トンで、BASFの中国での最初のコンパウンド工場となる。 ポリアミド、PBTなどのベース樹脂は同社の欧州、米国、マレーシアなどの工場から供給される。 同社はマレーシアと韓国にコンパウンド工場を持っており、今回の上海工場のスタートで、同社のアジアのコンパウンド能力は10万トンを超える。 コンパウンド工場と同時に、上海でエンプラ樹脂の技術センターも発足させた。名古屋とソウルのセンターとともにBASFのグローバル及びアジアのエンプラネットワークの一部を構成することとなる。 BASFではアジア太平洋地域でのエンプラ市場は今後の10年間で平均して年率7%程度で拡大すると見ており、特に中国では自動車分野など、新しい分野でエンプラの使用が増加し、それ以上の伸びを示すと見ている。 |