2007年05月22日

旭化成、日本栄養士会と連携「特定保健指導」事業に参入

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：旭化成

旭化成は22日、社団法人日本栄養士会と連携して新たに「特定保健指導」事業に参入することを決めたと発表した。 　 　2008年度から健康保険組合や国民健康保険などの医療保険者に「特定健康診査・特定保健指導」が義務化されるため、特定保健指導のアウトソーシングを受託する事業「げんき！家族応援団」を6月から開始する。2010年度10億円の売上をめざす。 「げんき！家族応援団」の概要・特長は以下の通り。 　◇ 事業概要　： 特定保健指導のフルアウトソーシング受託事業 　◇内容・特長 （1）専門の管理栄養士による特定保健指導 　日本栄養士会などが実施する専門的な教育・研修を受けた、旭化成専属の管理栄養士が指導に当たる。初回面談による直接指導を実施後、電話やメールによる指導を3〜6カ月間実施する。 （2）全国で特定保健指導サービスを受託可能 　日本栄養士会と都道府県栄養士会が設置する「栄養ケア・ステーション」と連携することで、被保険者、被扶養者を対象とした特定保健指導を全国で受託することができる。 （3）エネルギーの摂取と消費、両面から改善サポート 　2000年から旭化成がインターネットを利用して展開している「げんき！食卓」を活用し、生活習慣の改善を食事と身体活動の両面からサポートする。 （4）心理学的アプローチから改善サポート 　実際の臨床の現場で糖尿病患者の指導にあたっている専門医の監修の下で改善をサポートする。 （5）オーダーメイド・双方向のサービス 　健康面をトータルにサポートするため、WEBやメール、電話など様々なコミニュケーションツールや連携する他の企業の製品・サービスを揃える。保険者のニーズに合ったサービスを組み合わせ、オーダーメイド、双方向の特定保健指導プログラムを提供する。 （6）専用のホームページ 　URL http://kazoku365.com/ （5月23日開設） 　問い合わせは、同社新事業本部 ライフサポートビジネス推進部（TEL：03-3507-7635） ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1179815079.pdf