2007年05月23日 |
三菱化学産資、米バージニア工場の「金属樹脂積層板」設備を倍増 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱化学産資 |
三菱化学産資は23日、100%出資の米国法人三菱化学産資アメリカ社(Mitsubishi Chemical FP America)が、バージニア州の工場でビルの外装材等建築材料に使用される金属樹脂積層板「アルポリック」の生産設備倍増工事を完了したと発表した。 同社は、1991年から米国内の金属樹脂積層板の需要に応えるため、現地に生産拠点を設け生産・販売を行ってきた。 芯材に無機材料フィラーを充填した不燃グレード(fire rated grade)の需要は世界的に高まっており、このため、投資額約10億円で生産ラインの増強(年産125万平方メートル)を行った。 「アルポリック」は、ポリエチレンなどを素材とする芯材をアルミニウム、ステンレス、チタン、ガルバニウム、亜鉛などの金属面材で挟んだ複合板で、同社では、1971年から事業展開している。 今回のバージニア工場の増強で、三菱化学産資グループの供給能力は年間1,200万平方メートル(バージニア、新潟、長野、東京)となった。 【米国バージニア工場増設の概要】 (1)生産能力:年産125万平方メートル (増設後:250万平方メートル) (2)投 資 額:約10億円 (3)生産開始:2007年4月 【三菱化学産資株式会社の概要】 (1)設 立: 1976年9月 (2)本 社: 東京都千代田区 (3)資本金: 20億円 (4)資本構成:三菱化学 100% (5)社長: 瀬川 正身 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1179900179.pdf |