2007年05月25日 |
三菱レイヨン、拡散シート不要の「新プリズムシート」発売、横浜に新工場 |
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:三菱レイヨン |
三菱レイヨン(鎌原正直社長)は、拡散シート機能を付与した液晶用プリズムシート「ダイヤアート・Cシリーズ」を開発、6月から発売する。生産工場も従来の愛知県幸田に加えて横浜事業所に新設し2拠点体制とする。今年9月から本格スタートする。 これまでの同社のバックライトは、高輝度化を実現するプリズムシート「ダイヤアート・Yタイプ」と、画面品位の向上をはかる拡散シートを導光板上に積層する必要があった。 今回、このYタイプに拡散シートの機能を付与し、拡散シート不要のプリズムシート「C シリーズ」を開発した。 これにより、バックライトの軽量化・薄型化を実現した。部品点数の削減やバックライトの組み立て加工が容易になるなど、トータルコストダウンも可能となった。 <プリズムシート関連工場の概要> ◇横浜事業所 オプトマテリアル工場(新設) ・所在地 神奈川県横浜市鶴見区大黒町 ・生産能力 1,500万枚/年(15インチ換算) ◇エムアールシー幸田(従来) ・所在地 愛知県額田郡幸田町 ・生産能力 4,500万枚/年(15インチ換算) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1180053032.pdf |