2007年05月25日 |
L-Lの出荷、4月もかろうじて前年超え |
1〜4月の累計もほぼ前年の横並び |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(実績/統計) 【関連企業・団体】:なし |
L-LDPEの4月の総出荷数量は77,554トンとなった。2ヵ月連続の前年同月超えだが、伸び率は0.4%と極めて低い。 うち国内向けは68,843トンで、前年同月を2.2%上回っている。最大消費品種のフィルム用は0.6%増にとどまったが、加工紙用が16.8%もの伸びを遂げ、また電線用も4.4%増と順調に成長したためトータルでは2ヵ月振りの前年同月超えとなった。 しかし、一方の輸出は8,711トンで同11.9%減となった。3月に同17.3%増の15,293トンと急拡大した反動が出たものと見られている。 こうした結果、同樹脂の今年1月から4月までの出荷の累計は309,049トンとなった。前年同期比は0.4%増ということになる。伸び悩みとなっているわけだが、これは、国内向けが同0.6%増の264,678トンにとどまり、一方の輸出も同0.8%減の44,371トンと不振であったため。 06年は過去2年続いたマイナス成長から脱却したが、今年はそれにまだ加速が付いていない状態と言える。 |