2007年05月28日
ナフサのスポットC&F価格がさらに上昇
先週の平均はトン726ドルで最高値を再更新
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、市況)
【関連企業・団体】:なし

 エチレンセンター筋の調べによると、わが国の石油・石油化学企業や大手商社が先週中に国際スポット市場で契約したナフサの日本着値(C&F価格)の平均はトン当たり約726ドルとなった模様。
 
 前の週の平均は同718ドルであったので、1%強のアップということになる。5週連続の値上がりで、週単位の最高値の再更新となった。1ヵ月半なり2ヵ月なり後にわが国に入着する時点での為替を120円と仮定した場合の1キロリットル当たりの通関価格の平均は1キロリットル当たりおよそ60,500円となる。最近のプレミアム分を含めると61,100円になると試算する関係者が多い。その場合の国産ナフサ価格は63,100円という計算になる。