2007年05月29日 |
日本農産、中国で水産用飼料合弁事業化へ |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:日本農産工業 |
日本農産工業(本社:横浜市西区、堀尾守社長)は29日、中国で水産用飼料を製造・販売するため、現地企業と合弁会社を設立することを決めたと発表した。 経済成長が続く中国では、水産養殖市場が急拡大しており、水産用配合飼料の需要は日本の年間約60万トンに対して約1,000万トンと世界最大。2010年には1,700万トンに達すると推測されている。 このため同社は、現地「Rising Trend International Limited」との共同出資により、まず「協同集団有限公司」を設立し、主要な養殖生産拠点となる福建省に実働子会社の「福建高農飼料有限公司」を立ち上げることにした。 日本農産が蓄積してきたノウハウと、現地パートナーが有する生産拠点および販売網を融合して、先進的で安全な飼料を提供していく方針。 【合弁会社の概要】 ◇会社名 :福建高農飼料有限公司(FUJIAN COLAND-NOSAN FEEDS CO.,LTD) ◇本店所在地 :福建省福州市 ◇主な事業内容 :中国国内向け水産用配合飼料の製造・販売 ◇設立年月 :平成19年6月予定 ◇代表者名 :黄 氏 ◇資本金 :20百万人民元(協同集団 100%出資) ◇協同集団への出資比率 : 日本農産40.0%、 Rising Trend Int.Co.,LT 60% |