2007年05月30日 |
4月の鉱工業生産、2カ月連続の低下、化学工業出荷は上昇 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省が30日発表した、4月の鉱工業生産動向(速報)によると、生産指数(2000年=100、季節調整済み)は、前月比0.1%低下の107.5だった。2カ月連続の前月比マイナス。自動車などの輸送機械や化学工業(除、医薬品)、電子部品・デバイス工業などが低下した。一般機械、電気機械、情報通信機械、プラスチック製品工業などは上昇した。 当局では「製造工業を対象にした生産予測調査によると、5月、6月とも上昇を予測している。総じて見れば、生産は緩やかな上昇傾向にある」との基調判断を示している。 出荷指数は前月比0.9%上昇の111.2となった。一般機械、電気機械、化学工業などが上昇し、輸送機械、繊維工業などが低下した。 化学工業の生産指数は、前月比1.3%低下の101.7、出荷指数は同1.6%上昇の104.5で、在庫は同0.5%低下の100.3となった。 プラスチック製品工業は生産が前月比0.8%上昇の95.1、出荷同0.7%上昇の97.5と、ともに上昇した。在庫は在庫は同0.3%上昇の97.7だった。 |