2007年06月12日 |
06年度の「廃家電4品目」リサイクル、前年度並みの1,161万台 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:環境省、経済産業省 |
経産省と環境省が12日発表した06年度「家電リサイクル実績」によると、全国の指定取引場所で引き取られた廃家電4品目(エアコン、ブラウン管式テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機)は約1,161万台、また全国47カ所の家電リサイクルプラントに搬入されたのは約1,159万台で、いずれも前年度並みだった。 リサイクルプラントに搬入された廃家電は、鉄、銅、アルミニウム、ガラス、プラスチックなどの有価物として回収されるが、再商品化率は法定基準を上回り、エアコン86%(法定基準60%)、ブラウン管式テレビ77%(同55%)、冷蔵庫・冷凍庫71%(同50%)、洗濯機79%(同50%)に達した。 また、エアコンや冷蔵庫・冷凍庫に冷媒として使われているフロン及び冷蔵庫・冷凍庫の断熱材に含まれるフロン類を回収・破壊した。エアコンの冷媒フロン類は約1,000トン、冷蔵庫・冷凍庫の冷媒フロン類は約300トン、断熱材フロン類は約600トンそれぞれ回収・破壊した。 【廃家電4品目の引取台数】( )は再商品化等処理台数、単位:千台 ◇エアコン 1,828(1,835) ◇テレビ 4,127(4,094) ◇冷蔵庫・冷凍庫 2,716(2,709) ◇洗濯機 2,943(2,951) 【再商品化等処理量】( )は再商品化重量、単位:トン ◇エアコン 77,655(66,791) ◇テレビ 117,849(91,092) ◇冷蔵庫・冷凍庫 157,106(112,106) ◇洗濯機 94,652(74,854) |