2007年06月14日 |
三菱樹脂、二軸延伸ガスバリア・ナイロンフィルムに新製品 |
“まっ直ぐに開封”できる「スーパーニール Mグレード」開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱樹脂 |
三菱樹脂は14日、二軸延伸ガスバリア・ナイロンフィルム「スーパーニール」の新グレードとして、優れた直線カット性を付与した「Mグレード」を開発したと発表した。サンプル品テストのあと、9月から本格発売する。 二軸延伸ガスバリア・ナイロンフィルムは、高いガスバリア性と優れた強度、透明度を備え、レトルト食品や和洋菓子包装など、食品包装を中心に用途が拡大している。 一方、食品包装の分野では、近年、消費者にとって簡単に開封できる易開封性包装が注目され、カップ容器の蓋フィルムなどに実用化が進んでいる。 しかし、フィルムを袋状にした軟包装では、開封時にまっ直ぐに引き裂くことが難しいため、内容物がうまく取り出せなかったり、飛散するなどのケースが多かった。 同社はこのほど、独自の配合設計、延伸配向、多層化技術により、安定的な直線カット性を付与する新技術を開発した。従来品のもつ優れたガスバリア性、強度、耐ピンホール性、加工適性とも両立する。このため「スーパーニール Mグレード」として9月から新発売することにした。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1181791143.doc |