2007年06月18日 |
EPSの出荷、5月もわずかながら前年超え |
水産向けの不振を他成型品やブロック等が補う |
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:発泡スチレン工業会 |
発泡スチレン工業会が18日に集計したところによると、発泡スチレンビーズ(EPS)の5月の総出荷数量は15,354トンとなった。前年同月の実績を1.2%上回っている。今年に入って最初の3ヶ月はいずれも前年同月を割りこんだが、そのあとは2ヵ月連続の前年同月超えとなっている。 5月が前年超えとなったのは、最大消費分野である水産向けが前年を2.5%下回ったのを他成型品向けやブロック向け、さらには農業向けが順調に伸びてカバーしたため。 この結果、今年1月から5月までの総出荷数量は71,278トンとなった。前年同期の実績に対してはまだ0.5%のマイナス成長となっている。水産向けの1.3%減と農業向けの2.3%減が足を引っ張っている。ブロック向けは3.2%増で、過去2年続いた不振から脱却する兆しを見せている。 EPSの5月の需要分野別の出荷実績と累計は別表の通り。 【関連ファイル】 EPSの07年5月の需要分野別出荷実績 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1182156290.xls |