2007年06月18日 |
アジアのオレフィン相場がさらに下降 |
プロピレンもかろうじて1,000ドルを維持 |
【カテゴリー】:市況(海外、原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
大手商社筋の調べによると、アジア地域におけるオレフィンンのスポット価格が先週も各地で続落となった。プロピレンも、極東ではかろうじて1,000ドルの大台が維持されているにすぎない。 エチレンの極東のCFR価格の平均はトン当たり1,045ドルで、前の週に比べると30ドル安となっている。東南アジア地域ではもう少し高く同1,115ドルとなっており、下げ幅も10ドルにとどまっている。 一方のプロピレンは、極東が1,010ドルで40ドル安、東南アジアが1,035ドルで35ドルの値下がりとなっている。 エチレンもプロピレンも極東の価格が安く、また下げ幅も大きい。韓国のSamsungTotalと台湾・FPCの新・増設が大きく影響してのものと見られる。 |