2007年06月28日 |
5月の鉱工業生産指数、プラスチック製品上昇 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省が28日発表した5月の鉱工業生産(速報)指数(2000年=100、季節調整済み)は前年比0.4%低下の107.0、出荷は同0.1%上昇の111.4、在庫は同0.3%減少の96.3だった。生産は3カ月連続の前年比マイナスとなった。 同省では「製造工業生産予測調査によると、6月、7月とも上昇を予測している」としながらも、「総じてみれば緩やかな上昇傾向にある」としていた今年2月いらいの基調判断を「生産は横ばい傾向で推移している」に下方修正した。 業種別にみると、生産指数は電子部品・デバイス工業、情報通信、化学工業などが低下し、輸送機械、一般機械、プラスチック製品工業などが上昇した。 化学工業は、生産指数が前年比0.1%低下の101.6、出荷同1.8%上昇の106.4、在庫は同1%低下の98.4だった。在庫率は同4.0%低下の93.9。 プラスチック製品工業は、生産指数が前年比2.4%上昇の97.0、出荷同2.5%上昇の99.5、在庫指数は同0.1%減少の97.5だった。在庫率は同3.8%減少の100.9。 |