2007年07月02日
出光興産「ベガ・サウスガス田」開発でノルウェー政府の承認取得
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:出光興産

 出光興産は2日、子会社の出光スノーレ石油開発(本社:東京都港区、上前修社長)が、ノルウェーの現地法人、出光ペトロリアムノルゲ社(Idemitsu Petroleum Norge AS、辻行介社長)を通じて、このほど15%の権益を保有するフラム鉱区内「ベガ・サウスガス田」の開発計画について、ノルウェー政府の承認を取得したと発表した。
 
 「ベガ・サウスガス田」は、ノルウェー西部の都市ベンゲンから北西に135キロメートル、昨年10月に原油生産を開始したフラム・イースト油田の北西15キロメートルに位置しており、可採埋蔵量は、ガスが79億立方メートル、コンデンセート1,500万バレル、ピーク時の生産量は原油換算日量2万8,000バレルの見込み。
 
 今後、2010年10月の生産開始をめざし、開発費約70億円を投じて、海底生産設備や東方約30キロメートルのヨアガス田までパイプラインの敷設などを行う。
 
 【 ベガ・サウスガス田の権益比率 】
 ・出光ペトロリアムノルゲ    :15%
 ・ノルスク ヒドロ(ノルウェー) :25%
 ・リーバス(英国)       :25%
 ・スタットオイル(ノルウェー) :20%
 ・フランスガス(フランス)   :15%