2007年07月02日
タカラバイオ、食品検査センターが残留農薬試験法でISO国際規格取得
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:タカラバイオ

 タカラバイオは2日、同社の食品安全検査センターが、食品中の残留農薬一斉試験法についての国際規格である「ISO/IEC17025」認定を取得したと発表した。
 
 企業が「GC/MSによる農薬等の一斉試験法(農産物)」の分野でISOの同認定を受けたのは国内で2社目。

 同社はこれにより、食品安全検査センターは食品中の残留農薬一斉試験法で、以下の通り認められたことになるとしている。

 (1)国際標準での品質システムを運営している
 (2)技術的に国家規格に適合している
 (3)技術的に妥当な結果を出す能力(分析データの信頼性は国際レベル)がある

 なお、食品安全検査センターでは現在、「残留農薬一斉分析TaKaRa530」、「輸入食品モニタリング436農薬一斉定量分析」、「400農薬一斉定量分析(ポジティブリスト制度対応)」などの残留農薬分析受託サービスを実施しているという。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1183360671.doc