2007年07月04日
三菱樹脂、錠剤・カプセル包装用シート 8月から値上げ
【カテゴリー】:市況
【関連企業・団体】:三菱樹脂

 三菱樹脂は3日、錠剤・カプセル包装用シートに使用される硬質塩化ビニルシート、ポリプロピレンシートの価格改定実施を決めた。各種原材料価格の上昇に伴う採算是正を図るもので8月1日出荷分から実施する。

 対象商品は、PTP包装用硬質塩化ビニルシート「ビニホイル」およびPTP包装用無延伸ポリプロピレンシート「スーパーホイル」で、値上げ幅はいずれも5%。

 同社は、値上げの理由について、昨今の原油・ナフサ価格の高騰により、主原料となる塩ビ樹脂やポリプロピレンその他の原材料価格がここ数年連続的に値上がりし、現在もさらなる値上げが打ち出されて、同社としても受け入れざるを得ない状況にあるためと説明している。