2007年07月18日 |
BASF、スチレン系事業の売却を検討 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
BASFは17日、同社がスチレン系事業を今後どうするかの検討をしていることを明らかにした。買収のオファーもあるため、並行して事業売却の検討を行うとしている。 対象となる事業は、スチレンモノマー、ポリスチレン、スチレン・ブタジェン・コポリマー(SBC)、ABS事業で、ベルギー、メキシコ、ブラジル、韓国、インドの工場を含む。 これらの事業の2006年の売上高は32億ユーロで、従業員は約1,000人。 これら事業の採算は合理化により非常に改善はしているが、激しい競争下で収益目標達成にはまだまだであり、売却か、その他のオプションを検討したいとしている。 なお、スチレン系事業のうち、発泡品や特殊品(建設、自動車、包装、スポーツ、レジャー産業向け)は残し、他の合成樹脂事業との連携で需要家のニーズに対応する。 |