2007年07月18日
ナフサのC&fジャパン、先週の平均も700ドル台
北西欧のCIF価格も700ドル超えに
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、市況)
【関連企業・団体】:なし

 エチレンセンター筋の調べによると、わが国の商社や石油企業ならびに石油化学企業等が先週中にナフサの国際スポット市場で契約した日本着値の週平均価格はトン当たり712ドル弱となった模様。前の週の702ドルに続く2週連続の700ドル超えである。

 原油のスポット相場が、WTIも北海ブレントも中東ドバイも軒並み続騰となったことに歩調を合わせるかたちで続伸となっている。
 北西欧のCIF価格も先週の平均は706ドルとなった模様。北西欧の700ドル台乗せはきわめてまれなケース。
 ただし、今週に入ってからは原油のスポット相場が小幅ながら軟化している。このためナフサの国際スポット価格も若干下降すると見る向きが石化企業の間に増えている。