2007年07月20日 | |
日本ゼオン、川崎工場に「乾留ガス化炉方式」の廃棄物処理設備が完成 | |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:日本ゼオン |
|
日本ゼオンは20日、川崎工場に新型産業廃棄物処理設備が完成し、本格稼動を開始したと発表した。旧設備をスクラップし、約8億円をかけて新設した。神奈川県に10%の助成金交付を申請中。 川崎市では初となる「乾留ガス化炉方式」を採用。周辺の工場などから出る産業廃棄物を効率よくガス化し、燃焼処理する。従来法に比べて一酸化炭素、窒素酸化物、硫黄酸化物、ダイオキシン類の発生量が大幅削減できる。有害物質濃度は10分の1に、排ガス量は約60%に減少する。 同社の川崎工場は「地球にやさしい都市型工場」をめざして、環境・安全への取り組みに力を入れてきており、今後も「ゼロエミッション(排出ゼロ)に向けて成果をあげていきたい」といっている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1184921111.tif |