2007年07月26日
産構審特許制度小委に「登録制度ワーキンググループ」発足
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省、特許庁

 経産省・特許庁は26日、産構審特許制度小委員会の下に「通常実施権等登録制度ワーキンググループ」を設置するとともに、その第1回会合を開催した。
 
 同WGは、産業競争力の強化のためには、特許などの知的財産権を単に保護するだけでなく、企業経営に有効に活用していくことが大切であるとの観点から「ライセンス」(通常実施権の設定)を知的財産活用の重要な方法の一つと位置づけた。
 
 その上で、特許権の移転やライセンス契約に基づく事業活動、企業の戦略的な研究開発活動に活かそうと、登録制度の見直しについて審議する。年内には報告書をまとめる予定。
 
 メンバーは、竹田綜合法律事務所弁護士・弁理士の竹田稔氏を座長に、三菱化学理事、契約・ライセンス室長の浅井彰彦氏、東京大学大学院の大渕哲也教授ら委員13氏で構成。