2007年07月26日 |
チッソ、水俣工場の液晶単品設備倍増へ |
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:チッソ |
チッソは26日、フラットパネルディスプレイ(FPD)市場向けの液晶需要拡大に対応するため、水俣製造所(熊本県水俣市)の液晶製造設備増強を決めたと発表した。 液晶は、液晶単品をブレンドして液晶ディスプレイ(LCD)メーカーへ供給するが、同社は液晶単品を水俣製造所で製造し、ブレンドは五井製造所(千葉県市原市)と台南工場(台湾)で行っている。 今回増強するのは、水俣製造所内の液晶単品製造設備で、2007年7月に着工、完成は2009年8月の予定。投資額は約60億円。同工場の液晶単品製造能力は2倍に増える。 同社は、液晶化合物のほか、関連材料である配向膜や保護膜などを液晶事業として総合的に展開している。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1185434348.doc |