2007年07月30日 |
6月の鉱工業生産指数上昇、化学工業は前年比0.8%増 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省が30日発表した6月の鉱工業生産動向(速報)によると、生産指数(2000年=100、既設調整済み)は前年比1.2%上昇の108.4と、2月以来4カ月ぶりに上昇した。製造工業生産予測調査によると、7月、8月とも上昇を予測。このため同省では「総じてみれば、生産は横ばい傾向で推移している」との基調判断を据え置いた。 業種別に見ると、生産指数は電子部品・デバイス工業、輸送機械、化学工業、精密機械工業などが上昇し、一般機械工業やプラスチック製品工業は低下した。 出荷指数は同0.7%上昇の112.3、在庫指数は同0.3%低下の95.9だった。在庫率は同2.5%上昇の100.3となった。 化学工業の生産指数は前年比0.8%上昇の102.4、出荷指数は同0.8%低下の105.5、在庫指数は同0.5%低下の97.8、また在庫率指数は同2.2%上昇の96.0だった。 プラスチック製品工業は生産指数が前年比1.0%低下の95.6、出荷指数は同0.7%低下の98.5、在庫指数は同0.2%低下の97.2、在庫率指数同1.9%上昇の102.9だった。 |