2001年06月26日
BASF社、新しいTMPプラントを稼働
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:BASF

 独BASF社はドイツ・ルートヴィヒスハッフェンにポリアルコールの超高純度トリメチロールプロパン(TMP)プラントを新設、稼働に入った。同工場ではBASF社が開発した塩類等の製造プロセスを利用。これにより原料のホルムアルデヒドの使用量は、従来のプロセスの約三分の一、削減できるという。生産能力は2万トン/年。

 TMPはいくつかのポリマーの中間体であり、特にポリエステル樹脂とポリウレタン樹脂の原料となる。今後は紫外線硬化コーティング用のアクリレートと合成潤滑剤にも使用される。