2007年08月07日 | |
新幹線N700系車両にクラレ製品採用 | |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:クラレ、クラレファスニング、クラレプラスチックス |
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クラレは7日、JRの東海道・山陽新幹線に新登場した「N700系」車両に、クラレグループの「マジックテープ」と熱可塑性エラストマー「セプトン」コンパウンドが採用されたと発表した。 クラレグループは、N700系の安全性・移動体としての軽量化を追求するとともに、長時間座っていても疲れを感じさせず、ゆったりとくつろげる快適空間を作り上げるための素材開発を行ってきた。 「マジックテープ」(クラレファスニング製)は、グリーン車と普通車のシート周りに、従来からのヘッドレストカバー用、座席表皮端末固定用に加え、座席表皮浮き留め用に薄型きのこ状フックテープ、クッションパッドを包むループ材にニットループの「マジックループ」が新規採用された。 一方、「セプトン」コンパウンド(クラレプラスチックス製)は、普通車のシートの肘掛け部分に新規採用された。鉄道車両用材料燃焼試験の難燃性に合格、従来のポリカーボネート製よりも柔らかくし、肌触り感を向上させた。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1186464432.pdf |