2007年08月08日
日本触媒・第1四半期は増収減益
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:日本触媒

 日本触媒が8日発表した07年度第1四半期業績は、連結売上高が722億円で前年同期比14.5%の増収となったが、営業利益、経常利益は減少した。

 売上高は、機能性化学品を中心とした販売数量の拡大や販売価格の是正などにより増加したが、利益は原料価格の高騰や、アクリル酸プラントの増強などによる減価償却費の増加から減益となった。

 主力のアクリル酸及びアクリル酸エステルは、国内外の需要が堅調に推移する中で販売数量を伸ばし増益となった。エチレングリコールは横ばい。高吸水性樹脂や無水マレイン酸、樹脂改質剤は順調で自動車触媒も増収となった。

【日本触媒・第1四半期(連結)業績】単位:百万円 ( )前年同期比増減%
◇売上高    72,173(14.5)
◇営業利益    4,023(△30.4)
◇経常利益    5,180(△21.7)
◇当期純利益   2,972(△22.3)
◇1株当たり純利益 16.16円(20.32円)


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1186553873.pdf