2007年08月20日 |
吸水性樹脂の上期出荷実績、輸出好調で大幅増記録 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省化学課がこのほどまとめた、2007年上半期(1ー6月)の吸水性樹脂(SAP)の出荷実績によると、国内向け及び輸出用を合わせた出荷量は対前年比115.6%と大幅増の19万9,282トンとなった。統計をとりはじめた1993年以来連続の前年比プラスの記録も更新した。 出荷の内訳は国内向けが同103.8%の6万2,861トン、輸出は同122.0%の13万6,421トンだった。 吸水性樹脂メーカーは日本触媒、サンダイヤポリマー、住友精化、荒川化学、花王の5社で、6月末現在の生産能力は合わせて年産38万9,000トンと、06年末以来変わっていないが、各社とも実質フル稼働を継続中だ。単純計算すると、上期の出荷量は生産能力を上回っていることになる。 化学課では、吸水性樹脂工業会(上記5社で構成)からの月次報告をもとに同実績を作成した。海外での生産、出荷量は含まれていない。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1187565715.xls |