2007年08月20日 |
クラレ子会社、スチレン系エラストマーコンパウンド設備を倍増 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:クラレ、クラレプラスチックス |
クラレプラスチックスは20日、スチレン系エラストマーコンパウンドの需要拡大に対応するため、伊吹工場(岐阜県不破郡垂井町)の現有年産2,500トン設備を5,000トンに倍増すると発表した。所要資金は約3億円で、完工は2008年3月の予定。 スチレン系エラストマーコンパウンドは、スチレン系エラストマーにオレフィン系樹脂、 プロセスオイルや各種添加剤を混合した成形用材料で、同社はクラレが開発した水素添加スチレン系熱可塑性エラストマー「セプトン」(商標)をベースに同コンパウンドを生産してきた。 耐熱・耐候・耐寒性などに優れているため、自動車内装や家電・電子機器部品向け軟質素材などとして市場を拡大してきたが、最近は食品容器や精密機器シーリング材などの分野にも需要が伸びてきたため、設備面から対応することにした。 【クラレプラスチックスの会社概要】 (1)本社 :大阪市北区梅田1-12-39(新阪急ビル9F) (2)社長 :岸 勝彦 (3)資本金 :1億8千万円 (4)従業員数 :194名(2007年3月末) (5)業務内容 :ゴム・プラスチックのホースおよび各種成形品、導水管、ラミネート製品、 「セプトン」コンパウンドおよびその成形品の製造・加工・販売 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1187578898.pdf |