2007年08月22日 |
CDMプロジェクト、三菱商事など5件政府承認 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省は22日、三菱UFJ証券など4社から申請のあった、同省が支援担当のクリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクト5件が政府承認されたと発表した。プロジェクト名及び概要は次の通り。 【三菱UFJ証券】 ・実施国 :タイ ・プロジェクト名 :もみ殻を燃料としたバイオマス発電事業 ・プロジェクトの概要 :タイ・アユタヤ県の発電施設内にもみ殻を燃料としたバイオマス発電設備を建設、運営し、電力会社のほか、もみ殻の供給元である精米工場に電力を送る。・CO2排出削減量(年間) :4.2万トン 【中部電力】 ・実施国 :インド ・プロジェクト名 :廃熱回収自家発電プロジェクト ・プロジェクトの概要 :廃熱回収ボイラー及び蒸気タービン発電機を設置し、従来放出していた製鉄過程から発生する熱を活用して、2MWの発電を行い、製鉄所内で使用する。 ・CO2排出削減量(年間) :11.7万トン 【東北電力】 ・実施国 :中国 ・プロジェクト名 :平昌県水力発電プロジェクト ・プロジェクトの概要 :最大出力36,000KWの水力発電所を建設し地域の国家系統に送電し、化石燃料による電源を代替する。 ・CO2排出削減量(年間) :11.3万トン 【三菱商事】(1) ・実施国 :中国 ・プロジェクト名 :甘粛省水力発電プロジェクト ・プロジェクトの概要 :達拉川河口に17.5MWの流れ込み式水力発電設備3基を建設する。 ・CO2排出削減量(年間) :22.2万トン 【三菱商事】(2) ・実施国 :中国 ・プロジェクト名 :広東省水力発電プロジェクト ・プロジェクトの概要 :広東省に流れ込み式の7MW水力タービン発電機2基を建設し、広東省電力網に販売する。 ・CO2排出削減量(年間) :4.2万トン |