2007年08月30日 |
ダイセル化学 中国にキラルカラム事業の新会社設立 |
将来性に見通し、キラル化合物分取事業強化へ |
【カテゴリー】:経営(海外、新製品/新技術) 【関連企業・団体】:ダイセル化学 |
ダイセル化学工業は30日、中国のキラルカラム事業が順調に伸びているため、上海に新会社「ダイセル薬物手性技術(上海)有限公司」を設立し、従来ダイセル(中国)投資有限公司内で行っていたキラルカラム・キラル化合物分取事業を移管、新設備を導入して分取事業を強化すると発表した。 同社は2006年1月、ダイセル(中国)投資有限公司を総代理店としてキラルカラムの販売を開始。さらに中国科学院上海有機化学研究所内にダイセルキラルテクニカルサービスセンターを設置し、キラル化合物の分取事業のテストマーケッティングを行ってきた。 その結果、欧米の大手製薬会社向けを中心に、中国でのキラル化合物の開発・生産は今後も急速に伸びると判断、新会社の設立となった。 【ダイセル薬物手性技術(上海)有限公司の概要】 ◇ 設立日:2007年8月16日 ◇ 設立者:ダイセル(中国)投資有限公司 100%出資 ◇ 英語名:Daicel Chiral Technologies(China) Co., Ltd. ◇ 資本金:1000万元 ◇ 住所:上海市外高橋保税区希雅路69号16号楼5層C室 ◇ 業務開始予定:2008年1月 <業務内容> (1)キラルカラムの中国における販売業務 (2)キラルカラムテクニカルサービス業務 (3)キラル化合物の分取業務 <主要設備機器> (1)分取用SFC装置 2系列 (2)分取用HPLC装置 3系列 (3)分析用SFC装置 2台 (4)分析用HPLC装置 10台 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1188453304.pdf |