2007年09月04日
7月のエチレン換算輸出入、エチレン輸入増加で出超幅縮小
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

 経産省化学課が4日発表した7月のエチレン換算輸出入は、輸出が187,500トン(輸出比率30.4%)で前年比5.6%減少したのに対し、輸入が13.3%増の46,200トン(輸入比率9.7%)と増えたため、差引きバランスは141,300トンとなり、出超幅は一挙に14万トン台まで縮小した。前月の出張幅は16万7,500トンだった。
 
 7月はエチレンの輸出が11,287トンで前年同月比67.2%減少したほか、EGが66.0%減、酢酸エチルが15.5%減と輸出が減少した。
 
 一方、輸入はエチレンが18,052トン(798.8%増)と大幅増加し、輸出量を上回った。エチレンを除くと、他はほとんどが前年比マイナスとなっている。エチレンの輸入は、センター会社の大型定修に伴う補完的なものと見られている。
 
 06年7月のエチレン換算輸出は198,500、輸入40,800トンで、バランスは157,700トンだった。
 
 ニュースリリース参照
 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1188882076.pdf