2007年09月04日 |
タカラバイオ、高い正確性と優れた伸長性の「PCR酵素」新発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:タカラバイオ |
タカラバイオは4日、遺伝子工学研究分野で重要なツールの一つであるPCR酵素の新製品、「PrimeSTAR GXL DNA Polymerase」を今月5日から発売すると発表した。 同社はPCR用酵素、PrimeSTARシリーズとして、高い正確性(High Fidelity)を持つPrimeSTAR HS DNA Polymeraseと、世界最高レベルの伸長速度を誇るPrimeSTAR Max DNA Polymeraseをすでに発売してきた。 新発売のPrimeSTAR GXL DNA Polymeraseは、これらの従来品を遺伝子工学的に改良し、独自の伸長因子を組み合わせたもので、非常に高い正確性と、これまでの PCR酵素には見られない優れた伸長性を有し、30kb(3万塩基)以上の長鎖DNAの増幅が可能となった。 また、一般のPCR酵素では増幅が困難なGC配列を多く含むターゲットDNAも高効率で増幅することができる。タンパク質発現ベクターの構築などの基礎実験のほか、遺伝子のタイピングへの応用も期待できる、汎用性の高いPCR酵素として、年間1億円の売上げを目指す。 【製品概要】 ◇製品名 : PrimeSTAR GXL DNA Polymerase ◇容量 : 250Units(200反応分) ◇価格 : 36,750円(税込) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1188886341.doc |