2007年09月06日

東大大学院の岩田氏らに07年度「グラント」研究奨励金

【カテゴリー】：行政/団体 【関連企業・団体】：バイオインダストリー協会

バイオインダストリー協会（JBA）は、平成19年度の化学素材研究開発振興財団記念基金「グラント」研究奨励金授与者が決ったと発表した。 　 　同奨励金は、化学またはバイオの素材に関する有望な研究者を対象に1996年から授与しているもので、奨励金は1件あたり50万円。今年度の授与者は以下の通り。 　 　◇岩田忠久・東京大学大学院生命科学研究科准教授：「生分解性マイクロポーラス繊維およびフィルムの応用に関する研究」 　◇岸野重信・京都大学大学院農学研究科助教授：「乳酸菌を用いた機能性脂質生産の開発とその生化学的解析」 　◇西村　智・東京大学循環器内科・日本学術振興会特別研究員：「生体内分子イメージング手法を用いたメタボリックシンドロームに伴う筋組織・脂肪組織のリモデリングと、機能異常の可視化と抗肥満治療の開発」 　◇槙　互介・名古屋大学大学院理学研究科准教授：「アミノ酸残基レベルの分解能で蛋白質のフォールディングを観測する」 　◇松永幸大・大阪大学大学院工学研究科講師：「染色体タンパク質を活用したDNA高度凝縮化素材の開発」