2007年09月10日 |
出光興産の微生物防除剤「タフパール」、トマトなどに適用拡大 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:出光興産、農林水産省 |
出光興産は10日、微生物防除剤「タフパール」の適用病害に、5日付で農林水産省から「トマト・ミニトマトの葉カビ病」と「イチゴ炭疽病」が追加されたと発表した。 「タフパール」は現在、イチゴうどん粉病の予防薬として登録、上市している。栃木県農業試験場が発見したタラロマイセス フラバス菌を含み、病原菌の生育場所を奪うことで、葉や果実の表面を保護する。耐性菌がほとんど発生せず、使用回数の制限がなく、果実の汚れが少ない。また安全性が高く環境にやさしいなどの特徴がある。 今回の適用拡大を受け、今後はトマト、ミニトマト市場にも販売を拡大する。また、ナスやピーマンなどの野菜類にも適用拡大を進めていく方針。 |