2001年06月20日 |
三菱レイヨン、普及タイプの据置型家庭用清水器を発売 |
鉛・トリハロメタン除去能力に優れる |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱レイヨン |
三菱レイヨンは20日、鉛・トリハロメタン除去能力に優れた普及タイプの据置型家庭用清水器「クリンスイスーパーSTX」を7月10日から新発売する、と発表した。 今回発売するのは、「クリンスイスーパーSTX」で、本体(カートリッジ付)のSSX880-NV 40,000円(税別・標準小売価格)、 交換用カートリッジSSC880012,500円(税別・標準小売価格)。 デパート、スーパー、量販店、ホームセンターなど、同社の持つ販売チャネルを通して、初年度1万台の販売を見込む。 水に対する消費者意識は、最近では、ますます高まりつつあり、労働厚生省も2003年に向けて水質基準の改訂を進めている。特に鉛については、現行基準より5倍厳しい規制方針を打ち出し、これにより、世界保健機関(WHO)が定める飲料水水質指針の鉛濃度0.01mg/Lと同等となる見込み。 しかし日本では、主に住宅への引き込み管に鉛管が使用されており、その数は99年厚生省外郭団体の水道技術研究センター調査によると、全国世帯の約5分の1にあたる852万世帯に及ぶと言われている。鉛管の取り替えは自治体の取り組みで進みつつあるが、費用面や交換が使用者負担となる私有内地に至っては難しい状況にあると報告されている。 同社はかねてから鉛除去に関する検討を進めており、イオン化した鉛まで除去できるタイプの清水器としては、1994年に据置型清水器の最高峰「クリンスイエミネント」を、1998年に、アンダーシンク型交換カートリッジ「UNC1000」を発売している。 <クリンスイスーパーSTX> http://c-nt.co.jp/news/200106201.jpg>http://c-nt.co.jp/news/200106202.jpg> |