2007年09月21日
石原産業、廃棄物不法投棄で元取締役らを刑事告発へ
【カテゴリー】:経営(環境/安全)
【関連企業・団体】:石原産業

 石原産業は21日、同社四日市工場で産業廃棄物の不法投棄が行われた事実が判明したため、主導した同社の佐藤元取締役らを「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(廃掃法)の規定に基づき、近く刑事告発すると発表した。
 
 同社四日市・合成工場の操業によって発生する産業廃棄物(有機物残渣)は、工場内の焼却炉で焼却処理しているが、2004年11月から12月にかけて、廃棄混合物約257トンが関係業者によって工場外に搬出され、愛知県瀬戸市広之田地区に埋立て投棄されていた。
 
 投棄された土壌からは、環境基準値を超えるフッ素、六価クロム、1.2-ジクロロエタンなどが検出された。
 
 同社は佐藤元取締役らが関与、主導していたと判断、近く、津地方検察庁に刑事告発する。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1190363958.tif