2007年09月27日

第2回「日中省エネ・環境フォーラム」日化協など協力合意10件

【カテゴリー】：行政/団体（海外、環境/安全） 【関連企業・団体】：経済産業省、日本化学工業協会

経産省は27日、北京で開催中の「第2回日中省エネルギー・環境総合フォーラム」で、新たに10件の協力について合意が行われたと発表した。 　 　この中には、前日の「第5回日中化学官民対話」で、日化協とCPCIA（中国石油・化学工業協会）首脳が合意した協力が含まれている。同協力は「日本の化学産業が保有する省エネ・環境技術をCPCIAが中国の化学恋業に周知し、普及を図る」内容となっている。 　 　協力が行われるテーマ10件と日本側の担当企業・団体は以下の通り。 【日中省エネルギー・環境ビジネス推進モデルプロジェクトの協力合意】 （1）石炭火力発電所の省エネ・環境診断及び技術改善事業　：財団法人石炭エネルギーセンター、国際協力銀行 （2）紡織工場の省エネ改善プロジェクト　：九州電力 （3）下水汚泥、都市ごみ、未利用バイオマスのエネルギー化事業及び有効利用　：日揮 （4）雲南省鉄鋼、化学工業業界の電機システムの省エネ、余熱余圧利用のモデルプロジェクト　：日立製作所 （5）省エネ環境ビジネス向け設備ネットワークの研究開発とその応用事例トライアル　：松下電工 【その他の協力合意】 （1）日本化学工業協会と中国石油・化学工業協会との協力の推進　：日化協 （2）日中間の循環型都市に関する協力の推進　：北九州市 （3）排熱発電に係る設備の製造を行う合弁企業の設立　：カワサキプラントシステムズ （4）省エネ推進・環境改善のための金融スキーム　：国際協力銀行 （5）日本のESCO推進協議会と中国ESCO協会との協力合意　：ESCO推進協議会 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1190873106.tif