2007年09月28日
「FPD インタナショナル フォーラム」10月24日から
パシフィコ横浜、装置・部品の展示と講演 26日まで
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:ソニー、松下電器産業、経済産業省

 フラットパネルデスプレイと製造装置・部品・材料の総合展示会—「FPD インタナショナル フォーラム2007」が10月24日から26日まで、パシフィコ横浜で開かれる。主催は日経BP社、経済産業省、米国大使館商務部、横浜市が共催。

 展示会はパネル、装置、部品・材料の3ゾーンからなり、内外の約300社・自治体が参加する。液晶、プラズマ、有機EL、電子ペーパーなどのFPDのすべてが展示される。ユーザーの高画質要請にこたえる業界の取り組みがみられる。

 FDPは大型化競争で市場が急速に拡大しているが、市場シェアの拡大に重点が置かれたため、サプライチェーンにかかわるすべての業界の収益が落ち込む状態になっている。企業の経営効率と総合的な実績についてもっと合理的な判断が求められている。

 基調講演(参加無料、要登録)として24日午後1時30分からSang-WanLee・韓国サムスンエレクトロニクス社長が「FPD産業飛躍に向けて」のテーマで行う。続いて福田隆志・ソニー執行役員が「世界のテレビ市場とソニーの取り組み」をテーマに講演する。

 25日は野村淳二・松下電工副社長が「これからのホームネットワークシステムと住空間」、崔洋一・日本映画監督協会理事長が「映画の新展開とデスプレイへの要望」をテーマに講演する。

 26日には安保敏巳・日産自動車電子・電動要素開発副本部長の「クルマの進化とデスプレイの将来」、JunH.Souk・サムスンエレクトロニクス副社長の「進化し続けるFDP、不確定かつ多様な市場を制するためには?」の講演がある。

 このほか、関連フォーラム(有料)が32件、チュートリアムが11件行われる。展示会入場事前登録、フォーラム最新情報、申込みはhttp://expo.nikkeibp.co.jp/fpd/