2007年09月28日 |
8月の鉱工業生産指数 過去最高を更新 |
化学工業、プラスチック製品工業も生産・出荷上昇 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省が28日発表した8月の鉱工業生産動向(速報)は、生産指数(2000年=100、季節調整済み)が前年比3.4%上昇の111.8と、過去最高水準を8カ月ぶりに更新した。自動車などの輸送機械のほか、電子・デバイス工業、プラスチック製品工業、化学工業など9業種が上昇し、鉄鋼、繊維など4業種が低下した。 同省の製造工業を対象にした生産予測調査によると、9月低下のあと10月は上昇が予測されている。このため同省では基調判断を、前月までの「総じてみれば生産は横ばいで推移している」から「生産は緩やかながら上昇傾向にある」と3カ月ぶりに上方修正した。 業種別にみると、化学工業(除、医薬品)の生産指数は前年比1.5%上昇の102.1、出荷指数は同2.7%上昇の103.8、在庫指数は同1.1%上昇の99.1だった。 プラスチック製品工業は生産指数が前年比3.3%上昇の98.9、出荷指数は同2.5%上昇の100.7、在庫指数は同0.6%上昇の97.0だった。 |