2007年10月02日
帝人、米カーギルのバイオポリマー会社に50%出資
ネイチャーワークスLLC、年産能力14万トンに倍増へ
【カテゴリー】:経営(海外、新製品/新技術)
【関連企業・団体】:帝人

 帝人と米国カーギル社(本社:米国ミネソタ州)は1日、100%植物由来のバイオポリマー「NatureWorks(R)」のメーカーで、カーギル子会社のネイチャーワークスLLC(本社:米国ミネソタ州ミネトンカ)に帝人が出資し、両社折半の共同出資会社とすることで合意したと発表した。
 
 これにより、ネイチャーワークス社は現有年産7万トンのPLAポリマープラントを逐次増強し、2年後をめどに同14万トンに倍増する計画。

 ネイチャーワークス社は、2005年以来、米国、欧州、アジアの各地で事業展開してきた。現在は、硬軟両タイプの生鮮食品用パッケージ、耐久消費財、飲料用パッケージ、衣料、ホームテキスタイル、パーソナルケア、衛生用品などの「Ingeo(R)」ブランド製品分野でプロダクトイノベーションを実現している。

 帝人、カーギルの両社は今後、ネイチャーワークス社のグローバルな売上拡大が加速し、製品がプラスチックおよび繊維の幅広い市場に向けて拡大していくことを期待している。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1191300674.doc