2007年10月02日 |
日本化薬と旭化成ケミ、産業火薬新会社で基本契約に合意 |
【カテゴリー】:経営(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:旭化成ケミカルズ、日本化薬 |
日本化薬と旭化成ケミカルズの両社は2日、産業火薬事業の統合及び新会社設立に関する基本契約に合意したと発表した。 産業火薬の国内市場は公共投資の削減や土木工事の減少によって毎年縮小を続けている。このため統合により事業の集中や規模拡大による生産性の向上、間接コストの低減など、収益力の向上を図ることにし、今年5月事業統合に合意した。 その後、詳細について検討し、このほど事業統合、新会社の設立に関する基本契約について合意した。統合新会社は、それぞれの持分法会社とする。 <新会社の概要> (1) 社 名 未定 (2)本社所在地 東京都墨田区 (3)統合の方法 日本化薬と旭化成ケミカルズそれぞれの産業火薬事業(子会社を含む(注1))を分割し、北洋化薬(現在は日本化薬の100%子会社)を承継会社とし、事業を統合する。北洋化薬は、統合新会社として事業開始までに社名変更をする予定。日本化薬と旭化成ケミカルズは新会社に50%ずつ出資する。 (4)統合実施日 2008年1月2日(予定) (5)事業内容 産業火薬の製造、販売 (6)社 長 未定 (7)資 本 金 6,000万円 (8)売 上 高 約100億円(2008 年度) (9)出資比率 日本化薬50%、旭化成ケミカルズ50% (注1)株式会社カヤテック(日本化薬100%子会社)及び旭化成ジオテック(旭化成ケミカルズ100%子会社) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1191312200.pdf |