2007年10月03日
ユニチカ、ハナビラタケにがん転移抑制作用を確認
【カテゴリー】:ファインケミカル(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:ユニチカ

 ユニチカは3日、同社中央研究所(京都府宇治市)で、ハナビラタケががんの転移を抑制すること、さらに大腸がんの発生を予防する作用があることを動物実験によって確認したと発表した。3日から横浜市で開催中の第66回日本癌学会学術総会で詳しく発表する。
 
 同社はこれまで、大阪大学、岩手医科大学などと共同でハナビラタケの抗がん作用を解明し、日本癌学会などで発表してきた。今回、さらにがんの転移の抑制や大腸がんの予防に有効とみられる知見を得たことになる。