2007年10月05日
ダイセル化学、大竹工場にたばこフィルター用トウ設備竣工
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:ダイセル化学
たばこフィルター用アセテート・トウ製造設備

 ダイセル化学工業は、大竹工場(広島県大竹市)に建設中だった、たばこフィルター用アセテート・トウ製造設備が完成し、5日、有岡広島県副知事、入山大竹市長ら約120人を招いて竣工式を行った。

 同社はこれまで、大阪製造所堺工場と姫路製造所網干工場の2拠点で、たばこフィルター用アセテート・トウを生産してきたが、大阪府道高速大和川線事業の施行に伴う収用により堺工場を閉鎖し、大竹工場に設備を新設していた。所要資金は約350億円。生産能力は約2割増加した。

 大竹工場は当初、敷地面積約24万平方メートルだったが、2004年以降3回にわたって隣接する工業用地を県から購入し、現在は約2倍の約47万平方メートルに拡張、網干工場と並ぶ拠点になろうとしている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1191561021.doc