2001年06月19日
中外製薬、子会社の水稲・芝用除草剤事業を昭和電工に譲渡
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:昭和電工、中外製薬

 中外製薬、昭和電工の両社は19日、中外製薬が開発し、連結子会社の永光化成(本社、福島県、田辺泰夫社長)が製造・販売している水稲・芝用除草剤『グラチトール』事業を昭和電工の連結子会社であるエス・ディー・エスバイオテック(本社、東京都港区、白井 孝社長)に譲渡することで合意したと発表した。
 『グラチトール』は低薬量で除草効果があり、水稲用として国内第2位のシェアをもち、年間売上高 約20億円。昭和電工は特殊化学品事業をコア事業と位置づけ、農薬事業に力を入れている。