2007年10月09日 |
ナフサの国際スポット価格が各地で高止まり |
日本向けも西欧向けも3週連続で700ドル超え |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、市況) 【関連企業・団体】:なし |
エチレンセンター筋の調べによると、わが国の商社や石油精製企業並びに石油化学企業が国際スポット市場で先週中に手当てした石油化学用ナフサの週平均C&F価格はトン当たり722ドル強となった模様。前の週の平均に比べると3ドル安いが、低下率はわずか0.4%ていどにすぎず、依然として高原状態にとどまっている。 これでC&F/ジャパンの週単位の平均価格は3週連続の同700ドル台となった。3週連続の700ドル超えは今年5月第2週から第4周までの同718強〜708ドル強いらい4ヵ月ぶり。 原油のスポット価格が高止まりを続けていることによるもので、西欧のCIF価格も先週の平均は同じく700ドル台を維持して711ドルとなった。やはり3週連続の700ドル台である。 |