2007年10月18日
政府の京都メカニズムクレジット取得、今年度分220万トン
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全)
【関連企業・団体】:環境省、経済産業省

 経産省と環境省は18日、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)に委託して実施している「京都メカニズムクレジット取得事業」の今年度の結果について、10月17日までに約220万トン(CO2換算)の契約を締結したと発表した。
 
 丸紅が中国で肥料工場を対象にした2件のCO2削減プロジェクト(削減量は合わせて185万トン)に取り組むほか、インドネシアのPT.Pura Barutama社が計画しているバイオマス発電プロジェクト(CO2削減量34.3万トン)と契約した。
 
 わが国では京都議定書目標達成のため、政府が民間の取組みとは別に2012年までの5年間に1億トンのクレジット取得をめざしている。これで06年に取得したクレジット638万トンと合わせ、これまでに約860万トンのクレジットを取得したことになる。
 
 なお、民間がNEDOを通さずに獲得したクレジットは、10,097.6万トンと、すでに1億トンを超えている。