2007年10月26日
三菱化学、リチウムイオン二次電池用電解液設備を増強
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱化学
増設完了した「ソルライト」工場

 三菱化学は26日、四日市事業所(三重県四日市市)で行っていた、リチウムイオン二次電池用電解液(商品名「ソルライト」)の能力増強工事が完了し、竣工したと発表した。
 
 携帯電話やノートパソコンなどの普及に伴い、リチウムイオン二次電池市場は急成長しているが、今後は、従来のニッケル水素電池に比べて、高容量・高電圧のリチウムイオン二次電池の需要の伸びがハイブリッド自動車や電気自動車向けに期待されている。
 
 このため三菱化学では、リチウムイオン二次電池を搭載するハイブリッド自動車や電気自動車の生産本格化に対応しようと、四日市事業所に製造設備の増強を行った。設備規模は年産2,000トン。同社では“本格量産化への第一弾”と位置づけている。
 

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1193372064.pdf