2007年10月26日 |
9月の鉱工業生産指数2カ月ぶり低下、化学も1.2%のマイナス |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省が26日発表した9月の鉱工業生産指数速報(2000年=100、季節調整済み)は、前月に大幅上昇した反動から、前月比1.4%低下の110.3と2カ月ぶりのマイナスとなった。 同省の製造工業生産予測調査によると、10月上昇した後、11月は低下を予測している。同省では、「総じて見れば生産は緩やかながら上昇傾向にある」とする基調判断を据え置いた。 業種別に見ると、9月は一般機械工業をはじめ輸送機械、情報通信機械、化学工業、プラスチック製品工業、鉄鋼業、繊維など13業種中10業種が前月比低下となり、上昇したのは電子部品・デバイス工業、精密機械工業、その他工業の3業種のみだった。 化学工業(除く、医薬品)の生産指数は前月比1.2%低下の100.9、出荷指数は同4.2%低下の99.4、在庫指数は同4.4%上昇の103.5だった。 プラスチック製品工業の生産指数は前月比3.6%低下の93.7、出荷指数は同2.6%低下の97.3、在庫指数は同0.5%上昇の96.7だった。 |