2007年10月30日 |
クラレ・中間期業績絶好調、通期予想も上方修正 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:クラレ |
クラレが30日発表した07年9月中間決算は、連結売上高が前年同期比8%増の2,062億円、営業利益は同27%増の243億円、経常利益は同31%増の227億円と増加し、当期純利益は同41%増の139億円と、大幅増益となった。 光学用ポバールフィルムが液晶ディスプレイ向けに引続き好調だった。倉敷に新ラインが完成して、生産能力が年産6,100平方メートルから9,100平方メートルに拡大し業績に貢献した。EVOH樹脂「エバール」も食品包装用途が堅調で増収益となった。 同社は主力事業の業容拡大を踏まえて通期業績予想を上方修正した。1株当たり配当金は、中間期11円(前年8.5円)、期末11円(同10円)の年間22円(18.5円)に増配。 【クラレ・中間期(連結)業績】 単位:百万円 ( )前年同期比増減% ◇売上高 206,197(7.8) ◇営業利益 24,282(26.8) ◇経常利益 22,688(31.3) ◇当期純利益 13,898(40.6) ◇1株当たり純利益 38.59円(26.88円) 【クラレ・通期(連結)予想修正】 単位:百万円 ( )前回予想 ◇売上高 420,000(415,000) ◇営業利益 48,000(45,000) ◇経常利益 44,000(42,1000) ◇当期純利益 25,500(24,000) |