2007年11月05日 |
06年度のエネルギー消費 0.3%減少、天然ガス大幅増 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:資源エネルギー庁 |
資源エネルギー庁は5日、「06年度のエネルギー消費は対前年度比0.3%減少し、製造業のエネルギー消費原単位は5年連続で改善した」とする、06年度のエネルギー需給実績(速報値)を発表した。 一次エネルギーの国内供給は前年度比0.4%の減少となった。エネルギー源別にみると、化石エネルギーは原油高等により石油が減少し、天然ガスが大幅増加した。また原子力は微減、水力は平年並みに回復した。 最終エネルギー消費量は、前年度比0.3%減少の15,958PJ(ペタジュール=エネルギーの単位)だった。 内訳は産業部門が1.1%増加の7,094PJ、民生部門は1.9%減の5,103PJ、運輸部門は0.9%減の3,761PJだった。 産業部門は、非製造業が2.5%減の496PJ、一方、製造業は1.4%増の6,598PJだった。民生部門は家庭部門が3.2%減の2,111PJ、業務他部門は0.9%増の2,992PJだった。運輸部門は旅客部門が1.4%減(2,282PJ)となり、貨物部門は0.0%(1,479PJ)で変わらなかった。 一次エネルギーの国内供給量は、同0.4%減少の22,650PJ(1990年度対比では15.2%増)だった。 エネルギー源別では化石エネルギーが1.0%減の18,550PJ、このうち石油は5.3%減の10,016PJ、石炭1.2%増の4,823PJ、天然ガスは9.3%増3,711PJ、また非化石エネルギーは2.6%増加し4,100PJだった。 |