2007年11月15日
スポットナフサ価格、欧州で小反発
C&F/ジャパンを逆転して再び800ドル台に
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、市況)
【関連企業・団体】:なし

 わが国の石油化学大手筋の調べによると、ナフサの国際スポット価格のうち、アジアに先行して変動する北西欧向けのC&F価格が小反発して再びトン当たり800ドル台に戻った。14日の平均は812ドル弱となった模様。前日に比べると約13ドル高となる。
 
 対する日本側各社による14日の契約価格はC&Fベースで同809ドルとなった模様。めずらしくCIF/NWEがC&F/ジャパンを上回る事態となっているわけ。原油の北海ブレントの小反発に連動してのもので、これまでのパターンからいけばC&F/ジャパンも日を置かずに小反発する公算が高い。